葉酸サプリの添加物はどこに気をつけるべき?

安全面を考えると少しでも添加物は少ない方がいいですが、だからといって全ての添加物が悪いわけではありません。

 

中にはサプリメントの錠剤の形態を保つために使っている添加物もあります。

 

乳化剤・・・水分と油分が分離しないようにする
安定剤・・・作った時の状態を保持させ安定化する
増粘剤・・・粘度を高めて形が崩れないようにする
賦形剤・・・薬の分量が少ない場合に一定の大きさにする

 

特に葉酸サプリの場合、メインの葉酸の含有量はたった400μgなので、99.9%はその他の栄養分か添加物で構成されています。

 

一方で香料、着色料、甘味料などは飲みやすくするために加えることが多いですが、身体に悪い添加物も多く、安全面を考えるなら無添加の方が望ましいです。

 

葉酸サプリの添加物に気をつけるなら、香料、人工着色料、人工甘味料のないサプリを選びましょう。

 

香料について

香料を使用している葉酸サプリはヤマノだけで、他の会社は香料は使用していません。

 

ヤマノの原材料表記では「香料」となっています。これは数種類の香料が使われていても「香料」と記載してもよいことになっているので実際にどんな香料が使われているのか分かりません。

 

実際、ヤマノの葉酸サプリを飲みましたけど、それほど強い香りを感じませんでした。入れる必要があるの?と疑問に思います。

 

着色料について

着色料を使用している葉酸サプリは以下の通り。

 

美タミーナ葉酸サプリ+:着色料(二酸化チタン、クチナシ、ラック)
kodakara:カラメル色素
プレグルCB-1カプセル:着色料(二酸化チタン)

 

美タミーナは産婦人科医が監修しているにもかかわらずけっこう危険な着色料を使用しています。

 

 

二酸化チタン

 

クチナシ(黄色)とラック(赤色)は天然で安全だからいいのですが、二酸化チタン(白色)は妊婦が飲むのは危険といって言いと思います。

 

アメリカの癌学会では地球上でもっとも発がん性がある5つの物質の中の1つに数えられており、しかも不妊の原因になると指摘されています。

 

葉酸サプリのように毎日飲むものの中にこんな危険なものが入っていたら身体の中に蓄積されてお腹の赤ちゃんにどんな影響があるか怖くなります。そもそも妊婦が飲むサプリなのに赤、黄色、白とカラフルにする必要があるのでしょうか?

 

 

カラメル色素

 

kodakaraは愛媛で有名な治療院がプロデュースしているわりにカラメル色素という危険性が指摘されている着色料を使っています。

 

カラメル色素というとプリンのカラメルソースに使われる茶色っぽい色素ですが、いくつかの種類に分けられています。

 

プリンに使われるもっとも安全なカラメルTは砂糖を煮詰めただけのもので、安全だけど製造コストも高くつき、あまり使われていません。

 

アンモニア法により工業的に製造されるカラメルWは、コストも安いですが、製造過程で生成される副産物の4-メチルイミダゾールに発ガン性が指摘されています。

 

ただしマウスの実験を人に当てはめるならば1日2900本の缶コーラを70年間飲み続けないといけなそうで、毒性についてはあいまいと言えます。

 

もともと4-メチルイミダゾールはコーヒーやパン、醤油、糖蜜など人類が長年食べてきた一部の食品に含まれていたものです。日本でも相当数の試験結果にもとづいて食品添加物に指定しているので、一応は安全とされています。

 

まあ、kodakaraがどのカラメル色素を使用しているかは定かではありません。気になる方は問い合わせてみるといいでしょうね。

 

甘味料について

人工甘味料で問題とされているのは以下の7つの添加物です。

 

チクロ、サッカリン、ソルビトール、アスパルテーム、キシリトール、アセスルファムK、スクラロース。

 

グリーンスムージーの添加物でアスパルテームやアセスルファムK、スクラロースなどはよく見かけました。

 

しかし、さすが妊婦向けの葉酸サプリのせいか、主要な商品には上記の人工甘味料は見当たりません。錠剤なのでそれほど甘みをつける必要性がないということでしょうね。

 

だから甘味料に関してはどの商品も心配する必要はないです。

 

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