葉酸　肉　魚

葉酸は、ビタミンM、ビタミンBgまたはプテロイルグルタミン酸とも呼ばれる水溶性のビタミンです。葉酸と呼ばれるのは１９４１年に乳酸菌の増殖因子としてホウレンソウの葉から発見されたことに由来しています。

葉酸の役割としては、DNA生合成であり不足した場合には血球合成に障害が起こり、赤血球障害や悪性貧血などの症状を生じます。

また特に葉酸不足で注意すべき人は妊娠を望むまたは妊娠中の女性であり、不足することで神経管閉塞障害が起こり、胎児に対して重大なダメージを与えるため、積極的に補給する必要があります。

葉酸はサプリメントなどで摂取することも可能ですが、特定の食品にも多く含まれており、これらをバランスよく摂取することで十分補うことが可能です。

葉酸の多いランキングとしては、肉類ではレバー（肝臓）がもっとも多いとされます。特に鶏のレバーでは１００ｇあたり１３００μｇ、牛のレバーでも１０００μｇ、豚レバーでも８１０μｇもあり、妊娠中の女性が１日に摂取する目安の４００μｇを大幅に超えています。

また肉以外にも魚としてはうなぎのきもが３００μｇが含まれています。また内臓ではなく肉を中心とした場合には魚の方が豊富に含まれています。